歯科医院の現状を把握しておこう

現在、歯科医院はコンビニの数を大きく上回るほど存在しているといわれています。ここでは歯科医院・歯科医師の数によって引き起こされる問題についてピックアップしてみました。

歯科医院・歯科医師の数

平成26年12月に厚生労働省が行った「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、歯科医院は6万件以上、歯科医師は10万人以上という結果になりました。

国家資格が必要な職種柄、安定していることもあり、2030年には歯科院が8万件以上、歯科医師は13万5,000人以上になると予想されており、歯科医院数に関しては1.2倍近く増加するといわれているのです。

しかし、その一方で人口は減少傾向にあります。必然的に患者数は減ってしまうケースが考えられるため、新たに歯科医院を開業するにはリスクが伴ってしまうのです。

開業数が多いぶん廃業してしまう現実にも目を向ける

資金を貯めて歯科医院を開業したからには、絶対に成功させたいものです。しかし実際のところは、安定した歯科医院の経営を継続して行うのは簡単なことではありません。厚生労働省の資料結果によると、歯科医院の年間の廃業数は1,600件。1日で5件の歯科医院は廃業している状況なのです。

このように厳しい状況のなかで、これから開業していくのは不安を感じると思います。それらの不安を解消し、歯科業界で上手く生きていく重要なポイントとなるのが実は「経営」なのです。歯科医院での成功が厳しいと言われている現在、若手の歯科医師はしっかりと経営を学び開業することで成功しているという特徴があります。

そのため、開業する際は自分が開業しようとしている周りの歯科院は、どういったポイントを推しているのかをチェックしておきましょう。例えば、歯科医院に通うのが難しい人が利用する「訪問歯科」の需要性は高まっているので導入してみる、審美歯科、矯正歯科、小児歯科と専門分野に特化してみるなど。

周りと同じ経営をしている歯科だと以前からその土地にある歯科医院のほうに信頼感があり勝ち目はありません。廃業リスクを少しでも避けるためにも、周りの歯科医院と「差」をつけることを意識しておくと良いでしょう。

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