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レセプトコンピューターと電子カルテの違いは?

独立開業を考えている歯科医は、歯科医院を開業する前に医療事務にかかわるシステムの違いをきちんと押さえておく必要があります。

ここでは、歯科業界の中でも代表的な「電子カルテ」「レセコン」「オーダリングシステム」の違いをわかりやすくまとめています。

レセコン

レセコンとはレセプトコンピューターの略。その名の通り、レセプト(診療報酬請求書)を効率的に作成できるコンピューターシステムを指します。

メリットは電子化することで紙のレセプトよりも管理しやすくなること。こまかな仕様はメーカーによって異なります。診療点数や会計金額を自動計算してくれるレセコンなら診察から会計までの時間を短縮することが可能。レセプト内容のエラーを機械的に検知できるレセコンなら、それまでチェックに割いていた人員コストを削減できるでしょう。

オーダリングシステム

オーダリングシステムとは、医師・スタッフ間の情報共有スピードを効率化できるシステムです。

オーダリングシステムとレセコンを連携すると、レセコンに入力したデータが関連部署に届けられます。レントゲン撮影や採血が必要ならば検査科へ、薬の処方が必要なら薬剤科へ、診療点数や会計金額が確定したら窓口へデータを届けられるため、歯科医院全体の対応がスピーディーになるのです。

ちなみに、オーダリングシステムだけを導入するよりも、レセコンと一緒に導入して連携使用するケースが多い傾向。オーダリングシステムが備わっているレセコンもあります。

電子カルテ

その名の通り、紙のカルテを電子化できるコンピューターシステムです。電カルと略されることもあります。患者さんの名前や住所をはじめとする個人情報をデータで管理できるほか、診療部位や病名、診療パターンや診療日時などを詳細に入力可能。電子カルテを使って診療内容をデータベースに記録することで、紙のカルテよりも呼び出したり更新したりしやすくなります。また、紙で管理するより内容を修正・変更しやすいメリットも。

メリットが大きい電子カルテですが、歯科業界で電子カルテだけを導入するケースは少なめ。レセコンやオーダリングシステムを導入する際、プラスアルファの設備として導入するケースが多いようです。メーカーにもよりますが、レセコンと連携できる電子カルテもあります。連携することで迅速かつ機械的に情報を共有できるようになるため、医師・スタッフ間の伝達ミス対策にもなるでしょう。

電子カルテとレセコンの普及率の違い

厚生労働省が発表している「レセプト請求状況(※平成31年3月診療分)」によると、電子レセプトを導入している医療機関・薬局は94%にも上るそう。紙のレセプトを使用している医療機関はわずか6%しか残っていないという結果でした。

対して、電子カルテの普及率は、400床以上の病院に絞っても70%程度で、全体では40%程度に留まっているそうです。

最近は電子カルテの機能が備わっているレセコンも登場しているので、レセプトとカルテの両方を電子化したい医療従事者は、電子カルテ機能が備わっているレセコンの導入をおすすめします。

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